何故社会起業家サークルを自分で作る必要があるのか?元々ある団体に属するのでは何故行けないのか?考えてみた。

元々ある社会起業家サークルに所属するのではなく、
新しく私が社会起業家サークルを作る必要がある理由を考えてみた。


実は私は、今現在、社会問題を学び、社会を変えようとする団体に属している。


そこで何ができるのか、まず話してみよう。

ボランティアの機会も用意されている。

一つめが、ホームレスにおにぎりとお茶を差し入れし、アンケートに沿ってお話を聞き、生活保護の申請を希望する場合は、翌日申請に同行して、サポートをするというボランティアである。ホームレス一人で申請に行くと、行政の人は水際作戦で、窓口で突っぱねようとして、人間扱いしないような対応をとる場合もあるという。しかし、私達が同行すると、態度ががらりと変わり、申請しやすくなる。

やる意義はある。

二つ目は、被災地ボランティアで、被災地に定期的に赴き、仮設住宅を回って、食料を届けたり、現在の苦しい状況を語ってもらって、私達に何ができるか考え、行動したり、行政に訴えたりしている。

被災地の人と話して驚いたのは、被災当初の避難所での生活の方がよかったと話している人がいたということ。

他人とのしきりが薄っぺらい段ボール一枚。
何故こんなプライバシーの欠片もない生活がいいのか?

答えは、被災地の人々は、「人と人との繋がり」を求めていたから。である。

仮設住宅の壁は段ボールよりは厚い。

周りとのコミュニケーションがなくなる。

孤独になって、外へさらに出なくなる。

私たち学生ボランティアの力はごく僅かで、むしろ迷惑になっていることもあるのかもしれない。

しかし、私達が仮設住宅の部屋を一つ一つ回って、話すことで、炊き出しをやって、集会所にみんな集まって、人と繋がりを感じることで、少しでも希望が持てるなら、

やる意義があると私は思った。




今、私は、東京でできる被災地支援について考えている。

自分で考えるのも限界があるし、被災地のニーズにあった支援を考える必要があると思ったから、被災地支援を専門に活動している会社に、

今、被災地では何が求められているのか、東京でできる被災地支援とは何か?聞いてみた。

帰ってきた返事、それは、

「被災地の商品を東京で販売する」これだ。

産業復興を目的として、被災地で売るよりも、巨大消費地、巨大な需要がある東京で被災地の品物を販売してほしいというものだ。

確かに私は上に挙げた二つのボランティア活動に意義を感じている。

でも、私は先に進みたい。

同じことを継続してやるのは当然で、プラスアルファで変わっていく現実に則して我々も変わっていく必要があると思う。


被災地のことを思うなら、被災地のニーズに合うことをやるべきだろう。

自分達を基準に考えるべきではない。