社会企業家サークルを作る

起業家を目指すサークル。

社会問題を考え、変えていくサークル。

この二つの要素を合わせて、

社会起業家サークルを立ち上げようと思う。

何をする団体か?

一つ社会問題を選び、一年でその一つの社会問題を解決するために活動する。

グループは大体五人で一つのグループ。一つのグループで扱うのは一つの社会問題。

他の社会問題を扱うグループと協力するのも構わない。

個々の社会問題は複雑に絡み合うから、協力することは解決を早めるし、相互利益に繋がる。

それぞれのグループが、社会問題を解決するために全力で考え、社会を変えるために全力で行動する。

その際、グループは、公共機関と連携させてもらったり、意見を求めたり、NPOと協力させてもらったり、他のサークルと協力したり、兎に角、社会をよくするために行動する。

勿論、他の機関と協力関係になるためには、自分達のグループの行動計画をきちんと説明し、協力したいと思ってもらう必要があると思う。
そこでプレゼン能力や表現能力が培われる。

社会問題を実際に知るために、肌で感じるためにも、そして少しでも社会を変える力になるためにも、ボランティア活動やFWには力をいれていく。

行動の際は、当然ながら、暴力は使わない。デモや暴動にも参加しない。

正しいことを、正しい方法で主張し、正しい方法で変えていく。

二つ目の活動としては、学び。である。

社会問題を学ぶ。

○社会問題の実態を知る

原因を知る

解決策を考える

議論する

そして答えを出す。

○問題解決方法を学ぶ

課題解決能力を養うために、政策学、社会心理学、コミュニケーション学、社会学、その他課題解決のために必要な学問を学び、行動に結びつける。

ケーススタディーとして、過去に社会的企業家が社会問題をどのように解決したのかを学ぶ。

まず、解決したい社会問題をテーマとして与え、グループで議論し、個々が調査し、情報を共有し、また議論し、最終的な解決策を導き出す。
そして最後に、社会起業家が、実際はどうやってその問題を解決したのかを一つの答えとして提供する。このケーススタディーは一月に一つのテーマとする。

三つ目の活動としては、ビジネスコンテストの開催である。

半期に一度開催する。

一つの社会問題を与える。

参加者は、その社会問題を解決するためのビジネスプランと、行動計画をプレゼンする。

プレゼンの後は質疑応答もやってもらう。

審査員は、実際の社会起業家に依頼してやっていただく。

優勝賞金は5万円

このビジネスコンテストを開催する目的は、社会起業家の存在をを世間に知らせ、知名度をあげることで、社会の様々な援助を受けやすくすること。社会起業家の最大の課題は、資金問題である。
それから、社会起業家を目指し、活動している活動家にとって同じ志を持って努力する人をみて、仲間になり、ネットワークを結び、拡大させて行くことが、将来の社会起業家をどれだけ支えることになるか。それは、ひいては、社会をよくすることにも繋がる。

これらの活動を通して、社会起業家の自分を育て上げる。社会起業家の仲間を作る。社会起業家の思考を身に付ける。行動方針を身に付ける。

他にも社会起業家になるために、社会問題を正しい方法で解決するために出来ることはすべてやる。

誰かは唯の理想家だと言うかもしれない。
学生に社会問題を解決することなんて無理だというかもしれない。

そんなことはどうでもいい。

社会を変えようとするものならば、どんな小さな動きでも、為すべきだと思う。

社会起業家にとって、金を稼ぐことと目的ではなく、一つの手段でしかない。

社会を良くするために、困ってどうしようもない人の力になるために、社会起業家は存在する。

だから私は、社会起業家になる。

その為に、大学生の今、仲間を作り、自分を作るために、

社会起業家サークルを結成する。